2011/10/30(日)

昨日言ってた外出は、
体調微妙なためキャンセル。
いけなくなるとそれはそれで惜しくなる物だ。

>>誰も知らない 感想
さて、今日はネットしていた以外は、
昨日言ってたように映画「誰も知らない」を見てました。
先にモデルになってた事件調べたのでやや戦々恐々してましたが、
モデルの事件よりはやや軽めになってるのかなぁと思った。
あくまでややだけど。

親から置き去りにされて12歳の兄の明が兄弟の面倒をみている。
現在の日本においてはすごい異常なことに映るけど、
時代や、国を変えれば割とありふれている話だろうなぁと思う。
一応、親からお金が送られたり置いていったりしてる様子はあったし。
途中でかなり途切れたことで状況は悪くなったわけだけど。

親がいなくなったことで明以外の
兄弟に外とのつながりが生まれたのは皮肉だ。
引越し後に親が子供の存在を隠されると
福祉、行政の目はすごく届きにくいだろうなぁ。

そもそも兄弟の父親たち(全員違う)が、
もっと関与するべきとは思う。
また、兄弟の状況を知る人はいた。
その辺の人が行政につなげてればなとは思うけど、
そういうことを勧められたときに
明が言ってた通り兄弟が離れ離れになる可能性はある。
親がいなくなってお金がつきかけた時点で、
かなりどうしようもない状況であったし、
誰も教育を受けられていない状況だった。
福祉の手はどう考えても必須だろう。
明の不安を解決できる機関でないと、
明は行こうとはしないだろう。
専門職がまるで関わっていないので、
せめて相談ホットラインか何かで相談できていればとも思う。
また、周りの人間が連絡するというのも必要だっただろう。
なんにせよ難しい問題だろう。

発展途上国の貧しい子どもの像とかなり重なるものがあった。
そういった国と違って働く手段が無い
というのはある意味状況は余計悪い。
しっかり福祉の手が差し伸べられる前提がなくては、
働く手段がないことはマイナスに働く気がする。
当然良いように使われる可能性もあるから、
働く手段を規制して福祉の手を充実させることに異存は無いが。

なお、話が飛ぶけど
みなみけの状況をかなり悪くしたら
誰も知らないになると思うと、
すこし微妙な気分になる。



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